3443通信3443 News

3443通信 No.362

 

めまい(BPPV)アンケート44


 当院では、めまいで受診した患者さんに対してめまい治療法であるエプリー法を実施しています。エプリー法の施術前後の状態についてまとめた症例をご紹介いたします。

■症例1
 40代女性の方です。2022年にめまいで総合病院へ救急搬送され、良性発作性頭位めまい症(BPPV)と診断されました。その時のMRI撮影は異常なし。
 2024年6月頃までかかりつけの耳鼻科を通院していたが閉院してしまい、別の病院に通うも軽度のめまいや体の怠さ、集中力低下などが続き日常生活に支障が出てしまったそうです。

 当院には、新しいかかりつけ医をインターネットで探していたことがきっかけで受診されました。
 初回のエプリー法実施時は、めまいが強く出る右を向くのに怖さがあったそうですが、2回目以降は症状も落ち着きを見せ、治療の効果を感じられたとのことです。

 一通りの治療を終えるとめまい症状はほぼ出なくなり、それまで感じていた将来への不安も解消され、感謝の気持で一杯ですと語っておられました。


◇ ◇ ◇


■症例2
 40代女性です。2018年頃にめまいで脳外科の受診歴があり、その時のMRI撮影(確かではない)に異常は見られなかったそうです。
 それ以降は、年に数回の頻度でひどいめまいに悩まされ、その度にかかりつけ病院に通信に薬を処方されて対処していたとのこと。しかし、日常生活に戻るまでかなりの時間を要したそうです。

 そのかかりつけ病院から「一度、三好先生に診て貰ったら良いかも」と言われて、今回受診をされました。
 1回目の治療では目が回るのが怖いと思ったものの、2回目になると症状も落ち着いてくるので安心されたとのこと。

 治療後は、頭の位置などを意識するようになるなど、再発しないための努力を欠かさなくなったそうです。


◇ ◇ ◇


■症例3
 60代女性の患者さんです。10年ほど前に別の疾患とともにめまいを感じて、脳外科にてMRI撮影するも異常なく、その時は薬の処方のみで終わりました。
 今回のめまいは、2024年10月下旬に仕事中に急なめまいと吐き気に襲われ歩けなくなってしまい「死ぬかと思った」とお話しされていました。

 数日後に友人の紹介で当院を受診。
 初めてのため、治るためなら何でもすると言う気持ちで治療にのぞまれたそうです。

 術後は、スタッフの優しい対応と安心されたとお話されていました。


◇ ◇ ◇


めまいの治療には、専門の医療機関での様々な検査が必要となります。得られたデータから正しい原因を突き止め、適切な診断がなされます。

めまいについてはこちらもご覧下さい。
 URL:https://www.3443.or.jp/dizz/index.html(めまいの方へ)

[目次に戻る]