3443通信 No.358
げんき倶楽部杜人 ～めまいQ＆A～
Q：「良性発作性頭位めまい症（BPPV）」の症状と治療について教えてください。
A：めまいで日常生活が送れなくなる「BPPV」の症状はさまざまです。今回は当院が実施している「エプリー法」によるめまい治療を体験し、アンケートに協力いただいた方の中から、40代女性の例をご紹介します。
この方は2019年ごろ、頭重感のため仙台市内の脳外科でMRI撮影を受けましたが、診断は「異常なし」。その後、心療内科で「自律神経が原因」と診断されましたが、21年11月末に耳鳴りと急なめまいを感じ「祝日も診療」の当院を受診したそうです。来院前は目の前に渦巻きが見えるくらいの激しいめまいがあり、横になってもグラグラとしたというこの女性。エプリー法施術初診時には診療椅子が動いたと同時にめまいを感じたようですが「それ以降は特に強烈なめまいはなく、看護師さんの支えでゆっくりと指示通りに動けた」と振り返ります。受診後2～3日は、たまにフワッとする感覚があったようですが「その後はめまいを感じることもなく通常通りに過ごせた」ようで「耳が原因で、良くなると聞きほっとしました。MRIを撮る良い機会にもなりました」との感想をいただいています。
気になった方は当院WEBサイトの「めまいの方へ」もご覧ください。
