2023年9月 No.343
水彩画と随筆46
絵・文 渡邉 建介
院長 三好 彰
はじめに
私の従弟である渡邉建介先生より、著書「水彩画と随筆」を拝受しました。渡邉先生は2011年に大学を退職後、その記念として描きためた水彩画をまとめた1冊目の画集を出版されました。
渡邉先生は、生涯を通じて水彩画を描き続けると決心し、2冊、3冊と版を重ねられて2019年に4冊目の発行と相成りました。
ご自身が訪れた世界各地の風景を、彩り豊かな水彩を用いて情感あふれる作品に仕上げられています。
本誌では、渡邉先生の珠玉の作品の数々をシリーズでご紹介いたします。
作品名「自画像」
バンコックにある名門スポーツクラブ「ロイヤル・バンコク・スポーツクラブ」でテニスを楽しんだ。このクラブはバンコクの町のど真ん中にある。競馬場やゴルフコースもあるがテニスは天然芝のローンコートだ。佐賀ローンテニスクラブの一員としてロイヤルスポーツクラブとの親善試合に出場した。戦績はともかく名門クラブでのテニスは一生の思い出だった。