2023年6月 No.340
『定義記念樹の森 植樹祭』参加レポート
秘書課 菅野 瞳
はじめに
2023年4月8日(土)、仙台市青葉区大倉にある定義交流センターにて、第7回定義記念樹の森植樹祭(図1)が行われました。
院長より、桜の植樹という大役を仰せつかった私は、大好きな定義山へ向けて出発です。
いざ! 定義山参り
定義山エリアは、県内でも観光客誘致に力を入れていることで知られています。定義観光協会が主体となり、初夏にはホタル観賞やカブトムシとの触れ合い、また秋には、地元農家さんが栽培した野菜や果物を販売する軽トラ市、冬の頃には雪まつりや雪灯籠祭りが開催され、四季折々のイベントが目白押しです。
今年で7回目となる春のイベント『桜の植樹祭』では、記念植樹用に三種の桜(関山(カンザン)・大島桜・大島桜の八重咲)が準備されていました。桜と一言で雖も、花を咲かせる時期や花びらの色、形など様々です。希望の品種の苗木を独断で決め、割り当てられた場所に植樹をするのかと思いきや、三種の中でどの桜の花が咲くのかは、咲いてからのお楽しみ! になっているようです。
植樹祭招待はがきを受付に提示し、割り当て場所の樹木番号札、記念樹標識プレートを頂き、開会式の時を待ちます。開始時刻が近づき、気付けば第7期植樹エリアには、大勢の方々が長靴にスコップ持ちの出で立ちで待機していました。無論、気合十分な私もその一員です!
自前軍手をはめ、盛り土をエッサホイサと掘り起こし、私が選んだ桜苗木の寝床を準備していきます。ふと周りを見渡すと、皆さんは和気藹々と談笑しながらの植樹をされています(図2)。
図2
はて、私はと言いますと……なんと対照的!
いかんせんクリニック代表としてお一人様での参加。植樹用の桜の苗木を、左足首でスナップをきかせて抑え、鍛え上げた右腕を駆使し(こんな時には役に立ちます)、掘り起こした土をかぶせていくという作業を、万事一人でこなさなければなりません。こんなにも必死に植樹に挑んでいたのは、どこを見渡しても私だけだったことでしょう(笑)。一言も言葉を発することなく、ただ黙々と植樹作業をこなし、最後には頂いた記念樹標識プレートを添え木に取り付け、無事作業終了、任務完了です(図3、4)。
図3
図4
樹木番号:627号
植樹主名:三好耳鼻咽喉科クリニック
記念内容:安全祈願、大役代理:菅野 ※注、この表記は流石にありません(笑)。
定義山の桜の開花は、仙台市中心部で開花が始まってから約10日後と言われています。しかしながら、連日好天が続いている本年は、まだ4月の月初にも関わらず、昨年までに植樹されたであろう桜の花たちを、沢山愛でることが出来ました。
数年後には桜の花を咲かせるであろう、私が丹精込めて植樹した『三好桜』。今後は、なかなか会うことが叶わない恋人に会いに行く気持ちで、定義山に足を運ぼうと思います。
三好桜の下で、定義山名物の三角揚げを楽しめるその日が、今から楽しみです。
植樹位置:https://www.google.co.jp/maps/@38.3623407,140.6731759,209a,35y,0.84h,34.19t/data=!3m1!1e3?hl=ja&entry=ttu(グーグルマップ)