2023年4月 No.338
3443世界写真展㉔
広報誌を彩る表紙特集16
~季節の花 福島の桜編~
当院の広報誌3443通信では、2009年1月発刊号より世界のあちこちで撮影してきた絶景写真を表紙に掲載してきました。
今回は、前号に引き続き春の訪れを告げる季節の花シリーズとして、隣県“福島の桜”をご紹介します。
夜ノ森駅の桜並木(2021年4月号掲載)
(2021年4月1日 院長撮影)
福島県富岡町は福島第一原発事故の影響で、その面積多くに立ち入り制限がかかっていた地域です。事故から十年を超えて徐々に制限解除されるなか、夜ノ森駅の桜並木は変わらず見事な桜の花弁を咲かせ続けていました。
残雪の磐梯山とオオヤマザクラ(2011年7月号掲載)
(2008年5月4日 青柳撮影)
秘書課青柳の故郷。福島県会津地方にある裏磐梯の春の光景です。特徴的な二つの峰と荒々しい噴火痕の残る磐梯山の見える自宅近くには、濃いピンク色のオオヤマザクラが華を添えています。
この桜を見ながら散歩をするのが、この村の住人のちょっとした楽しみでもあります。
安達太良山の残雪に映える桜の木(2019年6月号掲載)
(2019年5月1日 院長撮影)
福島市から西へ進むと、春雪をたたえた安達太良山が姿を現します。福島県のほぼ中央を縦断する奥羽山脈の連峰の一つで、活火山ならではの良質の温泉が多く点在しています。その昔、西潟では硫黄を採掘する沼尻鉱山があり、輸送用の鉄道やロープウェイが整備されていたこともあります。