2023年2月 No.336
記事「マスク着用常態化による難聴者の困惑と対策とは?」の反響2
3443通信No.335に引き続き、フリージャーナリストの福島安紀さまの取材記事「マスク着用常態化による難聴者の困惑と対策とは?」(日本医事新報)を贈呈した先生方からの反響をご紹介いたします(順不同)。
1. 大上 清 さま(元 宝塚市難聴者協会 会長)より
本日は世界中が翻弄されています新型コロナウイルスに関わる難聴者・児の情報問題を日本医事新報No.5140号に先生のレポートが掲載された情報を頂き有難うございます。
難聴問題は肝心の当事者が声を挙げないと解決しません。
私も永年運動に関わりましたが、昔も今も全く同じことを繰り返して現在に至っています。
例えば要約筆記者派遣制度が法制化されたにも関わらず施策として実施されない自治体もあります。進んでいる地域は障害者手帳を所持しなくても必要と認めた場合は公費派遣されます。
耳マークも公費で作成して役所も当然ですが、小さな小売店舗にも市が配布し設置されています。マスクも難聴者用の透明マスクを配布されています。
ところが肝心要の難聴者が人に難聴が知られたくないという人も多いのが問題です。視力障害者は白い杖、明らかに目の不自由がわかります。団塊世代の高齢化によって中軽度の難聴者が増えています。そうした人たちに対する啓発活動をいまも続けています。
私はあと数日で満96歳になりますが、人工内耳を装用して俳句の会にも入会し、コロナ禍の関係で聴き取りにくいので要約筆記者を派遣して参加しています。
先生の記事が私たちの宝です。
今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2. 髙木 淳彦 先生(みぞのくちファミリークリニック 名誉院長)より
このたび日本医事新報No.5140 10月29日号で先生のSpecial Interview を拝読しました。難聴の方へのご対応まことに参考になりました。さわやかな御近影を拝見し、益々のご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。
3. 山口 武彦 さま(元 京都府難聴者協会 会長)より
お忙しい中、医事新報をいただきまして有難うございました。データでも難聴者問題を解明いただいて感謝しています。
有効に活用させていただき、京都でのコミュニケーションバリア解消に役立てたいと思います。
4. 寺田 修久 先生(医療法人社団 千秋双葉会 理事長)より
御高著を送付してくださいましてありがとうございました!
先日、今野先生とも電話でお話ししましたが、三好先生が以前も、そして今もエネルギッシュなのに感服されていました。
先生にまたお会いできるのを楽しみにしています。
今野昭義先生については、下記記事のご紹介(3人目)より
URL:https://www.3443.or.jp/news/?c=18574(3443通信 No.333)