2023年1月 No.335
3443世界写真展㉑
広報誌を彩る表紙特集13
～教会のある風景編～
当院の広報誌3443通信では、2009年1月発刊号より世界のあちこちで撮影してきた絶景写真を表紙に掲載してきました。
今回は、新年にちなんだ今年一年の幸を込めて“教会のある風景”をご紹介します。
中国ハルビン市に遺された聖ソフィア大聖堂（2015年1月号掲載）
（2014年9月13日 院長撮影）
重厚なビザンチン様式がひと際目を引く聖ソフィア大聖堂は、1907年の帝政ロシア時代に建築された教会です。現在はハルビン建築芸術館として一般公開されており、内部には建築当時の写真などが展示されており、多くの文化建築物等が破壊された文化大革命以前の街並みといった貴重な光景も残されています。
英国ヨーク大聖堂に差し込む荘厳な光（2016年7号号撮影）
（2016年4月29日 撮影）
ヨーク大聖堂の名前で親しまれている教会で、正式名称は聖ペトロ首府主教座聖堂。中世に建てられた聖堂の中でも世界最大級のステンドグラスがあることでも有名です。地下にはローマ帝国第9軍団6,000人が駐屯した遺跡があると言われています。
セント・エドマンズベリー大聖堂（英国）（2019年11月号掲載）
（2019年8月11日 院長撮影）
キリスト教西方教会のひとつである聖公会が管理するセント・エドマンズベリー大聖堂は、私の娘の住むイギリス東部サフォーク州にあります。新型コロナ以降なかなか足を運ぶ機会も少なくなってしまいました。
緑のセント・エドマンズベリー大聖堂（英国）（2020年4月号掲載）
（2019年08月11日 院長撮影）
前述の大聖堂の外観です。教会自体は11世紀に建てられましたが、聖エドマンドの冠を模した主塔は近代である2005年に製作されたものです。かつての修道院跡を囲うように広がるアビーガーデンは、今では住民の憩いの場として親しまれています。
カテドラル・メトロポリターナにある煌びやかなステンドグラス（2020年12月号掲載）
（2008年7月12日(土) 院長撮影）
南米ブラジルのリオ・デ・ジャネイロにある大聖堂で、円錐形の奇抜な形をした外観が特徴的です。その内部には四方に天井まで届く高さ64メートルの大ステンドグラスがあり、時間の推移により変化する太陽光が差し込むことで彩り豊かな表情を魅せてくれます。
