2022年2月(No.234)
3443世界写真展⑩
広報誌を彩る表紙特集2
~白老町編~
当院の広報誌3443通信では、2009年1月発刊号より世界のあちこちで撮影してきた絶景写真を表紙に掲載してきました。
このコーナーでは、白老健診シリーズに連動して白老町の写真について特集します。
1.北海道白老町学校健診の光景(2009年7月号掲載)
白老町での学校健診は1989年に始まりました。
写真は1990年の健診時の写真ですが、元気そうなお子さんを院長の膝の上に乗っけて耳の状態を診察しているところです。今ではこの子も30歳後半くらいになっているかと思うと、時の流れの早さを実感してしまいます。
(1990年6月、撮影)
2.しらおいポロトコタンの光景(2009年8月号掲載)
白老町にあるアイヌ民族博物館のポロト湖です。
2020年7月、本施設は国立博物館として施設全般がリニューアルされ、博物館棟や、民族共生公園や慰霊施設などが改修されました。
毎年、院長が実施していた白老町の学校健診で訪れる予定でしたが、コロナ渦で健診が中止となり、いまだ再訪が叶っていません。
(2009年7月16日、院長撮影)
3.今にもコロポックルが顔を出しそうな白老ポロトコタン(2020年9月号掲載)
前述のアイヌ民族博物館前に広がるポロト湖の写真です。
ちなみにポロトコタンとはアイヌ語の単語を合わせた言葉で、ポロトは「大きな沼」、コタンは「集落」を意味しています。つまり「大きな沼の集落」です。
またコロポックルとはアイヌ伝承にある小人を指し、北海道や南千島、樺太に広く流布されているそうです。
(2009年7月16日、院長撮影)
4.英国のガーデニング? 実は白老町の一光景です(2016年8月号掲載)
一見、優雅な英国風庭園を思わせる雰囲気ですが、実はここは白老町にある焼肉屋さん「牛の里」の裏庭です。学校健診で白老町を訪れていた際には、ほぼ必ず足を運んだお店で、同町のブランド牛である「白老牛」の美味しさに何度も舌鼓を打ってしまいました。
(2015年7月9日、院長撮影)
5.なな色の太陽(2017年9月号掲載)
白老町にあるホテル「海の別邸 ふる川」の展望デッキから見た朝日です。
学校健診でくたびれた体を温泉につけると、目の前には見渡す限りの水平線が広がっています。日が落ちて潮騒だけが聞こえるようになると、海には無数の漁火が瞬きます。
白老町を訪れたら、ぜひ一度は泊ってみたいお勧めのホテルです。
(2017年7月7日、同行したスタッフ 成田なな撮影)
6.小さい頃(65年前)にはよくこの軍扇で遊びました(2019年9月号掲載)
白老町内にある仙台藩元陣屋資料館では、写真のような甲冑を着て記念撮影が出来ます。
院長が持っている軍扇は、三好家が所蔵していた物を資料館に寄贈した一品で、他にも短刀や懐刀なども収蔵されています。
幕末期に蝦夷地警備に赴いた院長のご先祖・三好監物が見出した白老の地。当時の警備本部(元陣屋)があった場所が、現在の元陣屋資料館として整備・保存されています。
(2019年7月3日、撮影)
つづく