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みみ、はな、のどの変なとき

71 副鼻腔炎(蓄膿症)

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⼆本棒を⿐から垂らす⼦どもが少なくなった、昼寝のときのハナちょうちんにお⽬にかからなくなった、それは事実です。こうした現象が⽰すように、かつて極めて⾝近な存在だった副⿐腔炎(蓄膿症)は、激減しています。抗⽣物質など、効果的な薬剤の登場もその原因の⼀つと考えられます。でも、アレルギー性⿐炎の項でも述べたように、⾷事内容の改善や衛⽣環境つまり⽣活様式の改善が感染症全般を減少させた、その影響も無視できません。とはいえ、現在でも副⿐腔炎は皆無ではありません。少しスペースを割いて、触れておきましょう。

 

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