みみ、はな、のどの変なとき
6 エピソード2「ピアスの白い糸」
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このうわさ話に関しては、⽩⽔社からそのものズバリ、”⽇本の現代伝説ピアスの⽩い⽷”と称する書物が出版されています。
以下は、その中に紹介されている話の⼀つです。
「⽿たぶにピアスの⽳を開けるのに、ちゃんとしたところへ⾏かないで⾃分で開けた⼦がいて、そのあと気が付くとそこからすごく細い、⽷くずみたいなものが出てたんだって。それでなんだろーなと思って引っ張ったら、つつーっと伸びて来て、だからもっと引っ張ったら、急にぷつん、て感じがしてて同時に⽬の前が暗くなっちゃったんだって。
その⽷みたいなものっていうのが、実は視神経で、それを引っ張ったから切れちゃって失明しちゃったという、ホントの話だって。怖いよね、⽿、あんまりいじっちゃいけないって。」(図6)
(都内の病院に勤務する⼆⼗歳くらいの⼥性から1983年ごろ編集者が聞く)
図6
関連リンク
・医学コミック「ピアストラブル殺人事件!?」
・3443通信 No.315 エッセイ「ピアスの穴の白い糸」
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