2021年6月(No.316)
訪れた人々
~武永 真さま(仙台藩白老元陣屋資料館 館長)~
院長 三好 彰
図1
白老健診の終了
去る2021年4月21日(水)、北海道白老町から仙台藩元陣屋資料館・館長の武永真さまが来院されました(図1)。
1989年から毎年実施していた白老町学校健診ですが、70歳を迎えた今年をもって学校医を辞退することになったため、そのご挨拶に見えられたのです。
本来であれば現地でご挨拶する予定でいましたが、2020年からの新型コロナウイルス感染症の影響により学校健診が実施できず、そのまま終了を迎えることになってしまいました。
こうした形で長年続けてきた学校健診が終わってしまうのは慙愧にたえませんが、白老町に仙台藩士の元陣屋を築いたご先祖・三好監物から繋がるご縁が切れた訳ではありません。武永さまとはまた別の形で再会することを約束して、一旦、お別れの挨拶を交わしました。
この場を借りて、これまで学校健診にご協力を賜りました関係者各位に、心より御礼を申し上げます。
図2 2008年の白老健診。一番左が武永さまです。
図3 白老町と栃木県栗山村での健診光景。
図3 リニューアル前のアイヌ民族博物館前に広がる静寂のポロト湖
関連リンク
No.305 表紙「いざ出陣!!」
No.322「白老町定例表彰を受賞しました」
白老町での調査については、本誌No.312号に掲載の「エッセイ『アレルギー性鼻炎と大気汚染』」でご紹介しています。
院長監修「三好監物物語」もご一緒にどうぞ!