2020年4月号(No.302)
はじめに
院長が毎年、耳鼻咽喉科の学校健診を行っている北海道白老町で、2020年4月にリニューアルオープンする国立アイヌ民族博物館(ウポポイ・民族共生象徴空間・図1)を記念して、開設100日前イベントが開催されました。 以前から学校健診でお世話になっている、アイヌ総合政策課の武永真さまより記事提供を頂きましたので、本誌でご紹介させて頂きます。
※以下、白老町役場アイヌ総合政策課よりの提供記事を転載。
本年4月24日(金)、北海道白老町に誕生する民族共生象徴空間(愛称:ウポポイ アイヌ語でおおぜいで歌うことの意)。
ウポポイは、アイヌ文化の復興・発展のための拠点となるナショナルセンターです。先住民族アイヌを主題とした日本初の国立博物館である「国立アイヌ民族博物館」や古式舞踊の公演や多様な体験プログラムを通じてアイヌ文化を体感できる「国立民族共生公園」などが整備されます。
白老町では、ウポポイ開設100日前に合わせて、町内の機運醸成を高めるため、「ウポポイ開設100日前イベントinしらおい」を開催。ウポポイの運営主体であるアイヌ民族文化財団の川上さやかさんによるムックリ演奏、白老町観光大使の石原可奈子さんによるピアノ演奏、石原可奈子さんのピアノと白老アイヌ協会の中村幸子さんのムックリとのコラボ演奏。また、俳優の森崎博之さん、平取町出身の関根摩耶さん、石原可奈子さん、戸田安彦町長らによる、アイヌ文化やウポポイについてのトークショーも行われました。
ウポポイPRキャラクターのトゥレッポんやHTBのマスコットキャラクターonちゃんも会場に遊びに来てくれました。
仙台藩士は白老のアイヌの人々と、とても仲が良かったとか。仙台市民の皆さんも、ウポポイへ遊びに来て下さいネ。
施設イメージ図
伝統楽器「ムックリ」の演奏
開設までのカウントダウン