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みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集

2018年 第1回オピニオン・リーダー研修レポ 秘書課 菅野 瞳

〇はじめに

 梅雨時の中休みとなった、去る6月13日(水)、陸上自衛隊の東北方面総監部が主催するオピニオン・リーダー研修に行って来ました。
 仙台駐屯地へは数回お邪魔させて頂いていますが、霞目駐屯地へ出向くのは今回が初めてとなります。
 本日の研修の目玉は、何と言ってもヘリコプターの体験搭乗です。飛行機が(正確には旅客機の尾翼が)大好きな私には、テンションがだだ上がりの企画でした。

〇ヘリコプター紹介①

 まず初めに、本日体験搭乗をする機体「UH−1J」について少しご紹介します(図1)。
 この機体は人員輸送や物資輸送、オートバイの輸送までをもこなす多用途ヘリコプターです。
 巡行速度は毎時約210㎞、高さは約4千メートルまで上昇できます。
 記憶に新しいところでは、昨年発生した岩手県釜石市での一週間にも及ぶ山火事の鎮火作業、何より2011年3月に発生した東日本大震災時には、機体の右側面についているカメラでいち早く状況を映し出し、被災状況を撮り続け、本部でその状況を見ながら的確な指示を送ったのだそうです。

(図1) (図1)体験搭乗するUH-1

○いよいよその時……

 「UH−1J」の大活躍ぶりをお聞きしながら、体験搭乗のその時を待ちました。
 「UH−1J」に体験搭乗出来る人数は6名で、前後2列の座席構成になっています。前席に2名、後部座席に4名です。前席に当たれ~! 前がいいな~! っと怨念のごとく願いながら(もしかすると前席にして欲しい思いを目つきで誘導してしまったかもしれません。大人げない……)、席順の割り振りを聞きました。運良く? 前席に座る事になった私は、張り切り過ぎて頭につけるヘッドフォンを逆さにセットし、上空に上がるまで気付くことなく、本日の目玉である体験搭乗がスタートしたのでした。

○体験搭乗

 ヘリコプターは結構揺れを感じるものだという概念があった私ですが、いざ離陸してみると、機体はほぼ揺れる事なく(模範操縦そのものでした)、ゆっくり青空へ向かい上昇しました。
 天気に恵まれた当日は、石巻だけでなく牡鹿半島までも見渡せる飛行となり、副操縦士の方も「今日は当たり日ですね」と仰っていました。
 松島湾や七ヶ浜町、泉エリアの後は仙台市街を眺めて、約15分の体験搭乗は無事終了しました(図2~5)。

(図2) (図2)離陸を今かと待っています

(図3) (図3)上空から見た閖上

(図4) (図4)松島上空

(図5) (図5)仙台市が一望できました

○ヘリコプター紹介②

 体験搭乗の後は、霞目飛行場が有する機種の紹介が行われました。
 一機一機、隊員の方が丁寧に説明をして下さる中、予期せぬ事が……通称コブラと呼ばれる「AH−1」という戦闘ヘリに、本日は試乗が可能とのビッグニュースが飛び込んできました。ヘリコプターマニアの方ならば、知らない人はいない機体です。
 この戦闘ヘリに試乗というのは、本当に滅多にない事だそうで、隊員の方も口々に「この機会を逃すと勿体ないですよ! 」と仰っていました。
 乗られてみたい方は? のお誘いに「待ってました! 」とばかり、幼稚園児並みに元気に返事をして挙手をした私は、第一号で試乗させて頂きました。
 自分で言うのも何ですが、満面の笑み。想像していた以上にAH−1の座席は狭く、ちょっと動けば体のどこかが機体に当たってしまう感じでした(図6)。
 ただこの圧迫感が何とも言えない緊張感を生んでいる気がしました。大戦期の零戦に搭乗したような、そんな気分に浸り、大満足の1日となりました。

○研修を終えて

 午前中からほぼ1日がかりの研修でしたが、隊員の方とこんなにも長い時間を共にさせて頂く機会は滅多にない事ですし、良いふれあいの場となりました。この研修行ってみないかい? っと、研修への参加をお勧め下さいました院長と、誰よりも戦闘ヘリをこよなく愛し、生まれ変わったら戦闘ヘリになりたいと話している上司に、心底感謝しつつ、戦闘ヘリに試乗した私の写真を自慢しようと思います。
 ヘリコプターの体験搭乗ならびに戦闘ヘリの試乗は、旅客機とは一味違うファーストクラスの搭乗となりました。

(図6) (図6)ほとんど公開される事のないAH-1Sと私