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みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集

白老町健診シリーズ 写真で見るアイヌ文化(6) ~木下清蔵遺作写真集~

 引き続きまして、北海道の先住民族であるアイヌ民族の姿を映した貴重な写真集をご紹介します。

●撮影者の紹介(図1)

 故・木下清蔵氏(1901~1988年)は、現在の青森市油川生まれの写真家です。
 現存する北海道のアイヌ民族の写真は、この木下氏の手によって大正から昭和にかけて撮影された物がほとんどです。
 民俗継承と近代化の狭間を逞しく生き抜くアイヌの姿をご覧ください。

(図1) (図1)

●ひとの一生

〇難産のまじない(図2)

 難産のとき、火の神とウスの神に加護を願う。長老が炉辺で火の神にお願いし、妊婦にキネを搗かせる。ウスは女の神で強い力を持っていると考えられていた。ハリからタル(過負用縄)を吊し、それにつかまって出産する。

(図2) (図2)

〇出産の様子(図3・4)

(図3) (図3)

(図4) (図4)

〇難産のまじない(図5)

 いよいよ難産になったとき、老婆が手にイヨクペ(鎌)を持ち、杖を突きながらアシンル(便所)に行き、ルーコロカムイ(便所の神)に加護を願う。便所の神も女の神で、特別に強い力を持っていると考えられていた。

(図5) (図5)

〇子を背負う(図6)

 タルと呼ぶ過負縄の端を横木につなぎ、横木に子供のお尻をかけさせて、過負縄を額いにかけながら背負う。

(図6) (図6)

〇婚姻(図7・8)

 結婚式は和人の方法とは違って、いたって簡素である。
 まず火の神にその旨を告げる。当事者の親、親せきの者同士が相向かい合い、嫁方から刺しゅう文様が施された着物や太刀などを、婿方から漆器や玉飾りなどを、それぞれプレゼントし合う。
 その後、両家で一つの杯に注がれた酒を飲み合う。
 最後にまた火の神に報告し、永遠の庇護を願うのである。



つづく

(図7) (図7)

(図8) (図8)