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みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集

NPO法人セリアの会 主催 第30回 黒まぐろ解体ショーin亘理~ 被災地に笑顔を創る ~ 総務課 青柳健太

2016年5月28日(土)、晴れ渡る青空の下、亘理町荒浜支所では多くの住民が、イベント開始を今か今かと待っていました。  このイベントは、本誌245号でもご紹介した東日本大震災の復興行事です。主催はイスラエルの親善大使セリア・ダンケルマン様で、震災発生の直後から今に至るまで、被災者の心のケアと地域住民のコミュニティ作りに尽力されています。

過去最大級のまぐろ

 P.8でご紹介した「たいこ茶屋」の店主である嵯峨様が、東京の築地市場で購入した黒まぐろは本イベントでは最大級の重さの約50㎏、およそ100万円相当の値段との事です(図1)。
 嵯峨様いわく、美味しいまぐろにはいくつかの特徴があり、特に顔つきが優しい方が美味しいまぐろなのだそうです(エサが豊富な海に居て、苦労しないせいだとか)。今回のまぐろは特に良いと興奮気味に語られていました。
 そして、嵯峨様が柳葉包丁を使って捌いたまぐろは、荒浜地区まちづくり協議会を中心とした婦人部の方々などの手によって、次々とまぐろ丼セットになっていきます(図2)。

(図1)重さ50kgの黒まぐろ (図1)重さ50kgの黒まぐろ

(図2)約200名分のまぐろ丼セット (図2)約200名分のまぐろ丼セット

団結の荒浜地区

(図3)たいこ茶屋の嵯峨 完さま? (図3)たいこ茶屋の嵯峨 完さま

 今回のイベントは、荒浜地区では2回目の開催となりました。主催者であるセリア様は、この数年を通じて荒浜地区の方々とは密接な関係を作られていました。
 すでにお互いの人となりを十分に理解しあっているので、細かい打ち合わせがなくともそれぞれがやるべき事を模索し、より良い方向にするよう自分たちで働きかけてくれた。セリア様はそう話しておられました。
 この、息の長い付き合い方こそ、被災地の欲する本当の復興に繋がるのではないか、そう強く感じる事ができました。
 今後とも、こうした行事を通じて地域住民の方々と繋がり、その中から新しい発展が創生される事を、心から祈念しております。

 

(図4)目を見開く子どもたち (図4)目を見開く子どもたち

(図5)町づくり協議会と協力者の皆さま (図5)町づくり協議会と協力者の皆さま