3443通信 オンライン  
みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集
 
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平成20年度 心の健康づくり講演会

2008年8月21日、若林区役所6階ホールにて、若林区民講演会『睡眠とストレスの関係』が開催されました。ここでは、講演の様子と要旨をご紹介させて頂きます。

まずは、睡眠障害から引き起こされる『うつ病』についてのお話です。

『うつ(デプレッション)』をもたらす耳鼻科的疾患として挙げられるのは、
(1) 睡眠時無呼吸症候群(SAHS)   用語集リンク  『無呼吸』  
(2) 難聴   用語集リンク  『難聴』 『補聴器』
(3) 耳鳴り   用語集リンク  『耳なり』  
(4) めまい   用語集リンク  『めまい』  
などです。

『うつ』には精神症状と身体症状とがありますが、前者は自覚しにくいものです。体の不調を訴えて内科や耳鼻科などを受診するケースがありますが、これを『仮面うつ病』といいます。比較的軽度のうつ病と言われています。講演会では、SRQ‐Dという仮面うつ病チェックを参加者に配布し実際にやって頂きました。 睡眠障害が起こりそれを放置することで『うつ』が悪化してしまうという事実に、皆さん興味深く聞いておられました。

プレゼンテーターも
担当しました。
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(1) 睡眠時無呼吸症候群(SAHS)

続いて、3443ホームページを使用して、耳鼻科領域における睡眠障害の代表である睡眠時無呼吸症候群(SAHS)のお話をしました。その中で、『いびき博士奮闘記』の動画上映も行いました。 無呼吸症候群の検査であるポリソムノグラフィーの解説や、無呼吸症候群の方が陥る低酸素状態を、昨年のチベット調査のデータを使い説明しました。

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(2) 難聴

次は難聴です。耳がきこえないということは、外見からでは判断がつきません。周りの人には気付かれにくいため、誤解や行き違いを生んでしまうことが多くあります。そのため孤独感を抱えている難聴の方が少なくありません。それがストレスとなり『うつ』を引き起こす原因の一つとなるのです。メガネと違い補聴器はまだ、日本の社会にあまり受け入れられていないのが現状です。しかし、きこえを改善することによって、きこえないというストレスから開放されます。そして、より質の良い生活がおくれるようになるのです。

(3) 耳鳴り

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そして次は、耳鳴についてです。耳鳴りは私がプレゼンテーターを担当させていただきました。耳鳴りの様々な原因から、音響療法について簡単にご紹介させていただきました。当院でも耳鳴りに悩む方に紹介させていただいておりますが、みつわ台総合病院中川医師(HIJ理事長)監修の耳サプリメントについてもご案内させていただきました。

 

 

(4) めまい

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最後に、めまいについて。終わりの時間が迫っていたために駆け足になってしまいましたが、特徴的な眼振(目の動き)の映像をご覧いただきました。実際に目が動く様子に、おどろいておられる方も見受けられました。どのようにめまいを検査し診断しているのかを知ってもらうにはとても良い機会だったのではないでしょうか。

講演後には、質疑応答の時間が設けられました。難聴や耳鳴りなど日頃から気になっている耳の症状についての質問が多くなされました。院長がその一つ一つに丁寧に答えていたものの、あまりの白熱ぶりに区役所の閉館時間がきてしまい、途中で打ち切らざるを得なくなりました。

お話をお伺いできなかった皆様、大変申し訳ありませんでした。症状などで気になっておられる方がいらっしゃいましたら、是非とも受診していただくようお勧めいたします。 今回最後の目玉は、耳の検診です。測定機器を会場に設置し、耳のきこえや鼓膜の状態を調べる簡易検査を行いました。これがとても好評でしたが、ご希望の方、全員に受けていただけなかったのがとても残念です。ご希望に添えなかった皆様にお詫びいたします。機会がありましたら、診察を受けていただくことをお勧めいたします。

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若林区職員の担当者各位には多大なるご協力をいただき、本当に感謝しております。おかげさまでとても素晴らしい会になったと思います。また、ご静聴いただきました参加者ありがとうございました。

 

 

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