3443通信 オンライン  
みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集


Q:鼻炎がひどく、ティッシュが手放せない

7歳の男の子です。1年前に扁桃とアデノイドの手術をしました。それ以前からアトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎はあったのですが、術後鼻炎がひどくなりずっと水っぱなを垂らし、くしゃみをするたびに大量の鼻水が出ます。学校でも1日中ティッシュが離せない有様で、本人もボーッとして集中力に欠けると言います。耳鼻咽喉科でもお薬を処方してもらっていますが、半年継続してもまったく効果がありません。

何か良い方法はありませんでしょうか?

 

A:アレルギーの原因を減らず

お子さんは扁桃とアデノイドの手術を受ける前は、鼻詰まりのために口で呼吸をしていませんでしたか?そして術後その鼻閉は改善して、口呼吸が無くなったのではないでしょうか。

もしもそうだとすると、手術前は口で呼吸していたために鼻粘膜に接触しなかったダニや花粉などのアレルゲン(アレルギーの原因物質)が、鼻呼吸のせいで鼻粘膜を強く刺激するようになったのかも知れません。

アレルギー反応が生じると鼻の粘膜は過敏となり、温度の変化などアレルゲンの刺激以外でも、くしゃみ・鼻水・鼻詰まりを生じます。お子さんはいつでもどこでもアレルギーの症状が出現しているようですが、これはアレルゲンに常に接触しているせいとは限らないのです。

お話では鼻閉の改善に伴う急激なアレルゲン曝露の増加が、鼻症状増悪のきっかけとなっているようです。したがってアレルゲン曝露を減らすのが、対策の基本です。

お子さんの、アレルギー性鼻炎の原因となっているアレルゲンは何なのでしょうか?

そのアレルゲンに対する根本的な対策を講じることが、今回のご相談では最良の治療方針だと思います。

関連リンク: 院長著作コミック「愛しのダニ・ボーイ」
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