3443通信 オンライン  
みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集


Q:花粉症?鼻のかみすぎ?

化学工場に務めています。数日前、会社で有機溶剤を吸い過ぎ、それからノドが痛くて声が出ません。痰や咳も出ます。

さらに昨日までは何とも無かったのに、今朝起きがけに鼻をかんだところ、半分以上血が混じっていました。

痰には血は混じっていません。

私は現在花粉症の症状が出ていますが、昨日の午後からは鼻をかんでおらず、かみ過ぎが原因とは思えません。

(23歳・女性)

 

A:アレルギーで過敏状態になっている

花粉症がもともとあったということで、鼻の粘膜が普段から過敏状態にあったのは、間違いありません。こうしたアレルギーなどで過敏状態にあると、鼻の真ん中の骨(鼻中隔)前下端には鼻の中の血管の密集した場所があって、キーセルバッハ部位と呼ばれる、そこから出血し易くなります。

それはアレルギーが存在するために鼻が痒く、指を入れて引っ掻いたり外からつよく擦ったりするだけで、結構大量の鼻血が出るものです。

痰に血液は混じっていないとのお話ですから、出血は鼻の前の方からのそれであろうと想像できます。

つまり今回の状況は、もとからアレルギーのために過敏となっていた鼻粘膜の、ことに血管の密集しているキーセルバッハ部位が、刺激の強い有機溶剤に接触して脆くなり、一時的に多量の出血を見た。そのように理解することができます。

ノド症状は一過性の刺激症状と思われますので、うがいを繰り返すなどの方法で対応してください。

 

症状用語索引 詳細用語もご利用下さい。

トップページへ 次へ もどる