3443通信 オンライン  
みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集


Q:鼻づまりで匂い判らず、頭痛や異物感

鼻風邪をひいたとき鼻炎のために、鼻水や鼻詰まりが起きて、時々匂いが判らなくなってしまいます。これまでは自然に治っていたので気にしなかったのですが、最近ではそれに加えて頭痛や鼻の中の異物感と圧迫感を覚えるのです。まるでポリープでもできているような・・・ 。不安で堪りません。

 

A:鼻粘膜の腫れが原因、膿を溶かす内服薬を

匂いを感じるのは鼻の中の、目と目の間にある狭い部分で嗅粘膜と呼ばれる場所です。鼻の奥に位置していますので、鼻風邪などて鼻詰まりがあると、匂いの素(嗅素と言います)を含んだ空気がここまで届かず、匂いが判らなくなります。風邪が治まり鼻粘膜の腫れが無くなると、また匂いを感じるようになります。ただ、鼻の中にポリープができたりして鼻詰まりが改善しないと、匂いも元に戻りません。なおポリープとは、慢性の炎症による鼻粘膜の病的な腫れのことで、鼻茸とも言います。

こうした病的な鼻粘膜の腫れは、風邪をこじらせて副鼻腔炎を生じると、ことに発生し易くなります。

人間の鼻の脇には骨でできた空洞があって副鼻腔と呼ばれるのですが、これは大昔人間が水棲動物であった時代の名残で、脳の入った重たい頭に浮力を与えるために存在したものと考えられています。

普段副鼻腔と鼻の穴とはつながっていて、副鼻腔の汚れは鼻内へ流し出されます。ところが風邪をひいたりして鼻粘膜がひどく腫れると、この流れは塞き止められ感染を生じます(川の流れも淀めば濁る、と言います)。

その結果鼻内にポリープができたり、匂いが判らなくなったりするのです。

これらの炎症は、耳鼻咽喉科で鼻の処置をして鼻詰まりを改善したり、膿を溶かす内服薬を服んだりして治めることができます。ポリープも切除してやることが、簡単にできます。

心配ばかりしないで、一度耳鼻咽喉科で診てもらってください。

 

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