3443通信 オンライン  
みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集


Q:冬になると鼻炎を起こしてしまう

私立大学の4年生です。毎年、冬になるときまって鼻炎を起こしてしまうんです。

私はスキーサークルに入っており、この季節は戸外で過ごす時間が長いのですが、鼻がつまってしまうおかげでなかなか集中することができず、大変辛い思いをしています。また卒業試験もうまく行くか心配です。鼻炎や鼻づまりの予防法、そして対処の方法があったらぜひ教えてください。

またこれらが何か大きな病気につながることはあるのでしょうか。あるとすれば、ただの鼻風邪なのかそれとも大きな病気の前兆なのか、病院にかかる目安みたいなものについても教えてください。

 

A:マスク活用で冷気を避ける

寒い時期に戸外で鼻づまりを起こしてしまう原因として、3つ考えることができます。第一に単純な鼻風邪(急性鼻炎)、第二にそれをこじらせた急性副鼻腔炎(蓄膿症の起こりがけ)、第三にアレルギー性鼻炎です。

急性鼻炎はウィルスの感染によるもので、急性副鼻腔炎は鼻炎に二次感染で細菌が付着したもの、そしてアレルギー性鼻炎はアレルギーによる鼻粘膜の過敏状態に、温度の急激な変化の加わったものです。

急性鼻炎は寒気により鼻腔入口部の温度が下がり、ウィルスの生存に適した温度になるために、発症します。また急性副鼻腔炎は、風邪を治し損ねて鼻づまりがいつまでも治まらないと、そこに細菌が繁殖して膿を持ちます。鼻腔の脇にある副鼻腔にその膿が溜まり、青っぱなが出たり頭痛がしたりします。

アレルギー性鼻炎では寒気が過敏になった鼻粘膜を刺激して、くしゃみ・鼻水・鼻づまりのなかなか止まらない状態となります。

これらはすべて、鼻粘膜に寒気が触れることがきっかけで発症しますから、マスクなどを活用して冷たい空気を避けると楽になります。もしも可能でしたら、寒い戸外ではマスクを付けておられると、かなり鼻の症状は軽くなります。

これら3者の鑑別法ですが、急性鼻炎(鼻風邪)でしたら寒気を避けて体調を整えれば、症状は治まります。急性副鼻腔炎では、鼻づまりに加え青っぱなが止まらず頭痛を伴います。アレルギー性鼻炎では、くしゃみ・鼻水・鼻づまりが屋内でも継続し、鼻や目の痒いことが少なくありません。

青っぱなやくしゃみ・鼻水・鼻づまりがいつまでも続くようでしたら、耳鼻科医に相談した方が良いでしょう。 

 

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