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みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集


Q:のどの違和感と声がれの状態

声がかれた状態がずっと続いています。2週間ぐらい前に喉にいがらっぽさを覚え、声も少し擦れた感じになりました。最初は「かぜかな」と思ったのですが、他の症状はまったく無く、どうやら違うようです。

長年、タバコを吸っているので喉がいがらっぽくなることは時々ありましたし、お酒を呑んだ後にカラオケで歌い過ぎたりして声が擦れることはありましたが、1日、2日すれば元に戻っていました。今回のように、喉の違和感と声がれの状態が2週間たっても治らないという経験は初めてです。

気になって、喫煙も一時的にストップして様子をみているのですが、今のところ改善する気配はないようなのです。何か悪い病気なのでしょうか?

ちなみに、タバコはこの20年来1日に20〜30本くらい吸う習慣になっています。    

 

A:放置しないで正確な診断を

声がすれの原因となる疾患は、大きく分けて3種類あります。

  1. 炎症で声帯が腫れ、うまく振動しないために声が擦れる場合。これは風邪によって起きることもあり、また声の出し過ぎによって生じることもあります。
  2. 声帯にでき物が発生していて、やはり振動しにくくなっている場合。でき物とは、ポリープのような良性の腫瘍や、喉頭癌のような悪性の腫瘍などのことです。これらのうち、良性の腫瘍は声帯の使い過ぎによって起こることが多く、幼稚園の先生やカラオケ愛好家に見られることがあります。喉頭癌はタバコの吸い過ぎと関連があり、ヘビースモーカーに多く発生すると言われます。
  3. 声帯を動かしている反回神経という神経の麻痺で、声帯が動かなくなっている場合。これは特に原因の無いものもありますが、反回神経が胸廓の中を通っているために肺癌や食道癌に侵されて、麻痺を生じることもあります。

今回のご相談内容ですが、何の誘因も無しに声がすれが出現したこと、長年にわたる喫煙歴、タバコを止めても擦れ声が改善しないこと、などから喉頭癌の可能性も否定できません。

もちろん他の疾患の場合も十分考えられますが、声がすれを放置してはいけせん。早めに耳鼻咽喉科医へ行って、正確な診断をしてもらいましょう。 


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