3443通信 オンライン  
みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集



Q:週単位でめまいの発作が

私はめまいに悩まされています。30歳過ぎてから頻繁に起こるようになり、体がふらふらするような感じで吐き気もあります。週単位で繰り返し繰り返し発作が起こります。周囲の人は「たかがめまい」と、このつらい状況を分かってくれません。医学辞典で調べたら「メニエル」病が当てはまるようなのですが、本当にそうなのでしょうか?めまいにはどのような治療があるのでしょうか。教えてください。

 

A:内耳の浸透圧以上が原因

めまいと一口で表現しますがその内訳は、「グルグル回る」「フラフラする」「立ち眩みがする」「まっすぐ歩けない」など、いくつかの種類があります。

「グルグル回る」めまいは、内耳の三半規管などめまいを感じる部分から小脳に至る経路のどこかに、急性の病変があって生じます。

「フラフラする」めまいは、前記の経路にゆっくりと進行する病気がある場合や、心因性・精神病性の病気(この場合、心身両面にわたる説明のつかない不快感が付き纏います)で起こり易いものです。

「立ち眩み」様のめまいは一時的な脳循環障害の症状で、起立性低血圧や逆に高血圧の薬の効き過ぎ、小児では起立性調節障害という発育途上の体のアンバランスが考えられます。

「まっすぐ歩けない」めまいは、両方の内耳の機能が落ちたときや脳の病気で生じることが多いものです。

メニエール病とは、内耳の浸透圧異常でめまい・耳鳴り・頭痛を来す病気で、有名ですがそんなに多い病気ではありません。お話を伺う限りではご相談内容は、内耳の慢性(ゆっくり進行するタイプ)の病気の一つと考えられます。この場合、内耳の循環改善剤(血液のめぐりを良くする薬)を服用し、身体的・精神的なストレスを避ける必要があります。人間の体は内耳の異常があっても、脳がうまくバランスをとってくれるので、いつも症状が表にでるとは限りません。しかしこのホメオスターシスは、ストレスがあると働きませんので体を労わることが重要なのです。

めまいの発作がひどく吐き気もつらい時には、乗り物酔いのトラベルミンなどを一時的に服用するのも有効です。お医者さんに行くと、めまいや吐き気を治める注射(メイロンと言いますが重曹水で、ホメオスターシス安定に有用)を受けることができます。


関連リンク: 院長著作コミック「さつきさんの憂鬱」
症状用語索引 詳細用語もご利用下さい。

トップページへ 次へ もどる