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みみ、はな、のどに関する病名、症状などの用語集

いびき5

さて、いびきの治療ですが、手術などの外科的治療法の前に、普段の心がけや習慣付けで何とかいびきを改善する方法を、探って見ましょう。  例えば寝ているときの姿勢ですけれども、上を向いて寝ていると口の粘膜の柔らかい部分(軟口蓋や口蓋垂や舌など)が下がって、空気の通り道が狭くなります。空気の通り道が狭ければ、呼気や吸気の通過に際して摩擦音が生じ易く、それがつまりいびきになります。

余談ですが、いびきをかく動物は人間だけなのだそうで、なぜかと言うと人間だけが仰向けに寝るからなのだそうです。  冗談ですが私は、それならスヌーピーもいびきをかくのではないか、などと想像したりしています。  でもスヌーピーの連載が終わって、残念ですね。  その意味から、横向きに寝るだけでもいびきは大幅に減少します。

 具体的な手段ですが、以下のような方法があります。

  1. 枕に傾斜を付け、頭が横を向くようにする。本などを枕の片方の下に敷き(これがホントのつん読?)、その傾斜を利用します。
  2. パジャマの背中に丸めたタオルを縫い付け、体が横向きになるようにする。
  3. 抱き枕を使用し、横向きに眠るよう習慣付ける。抱き枕は、可能でしたら足まで絡めることのできる大きめのものを使用すると、より楽に横を向いて寝られるようです。
  4. 後頭部に詰め物をした帽子を、かぶって寝る。柔らかいタオルなどを、まるめてスキー帽などの入れて使用します。

これら1〜4の努力で横向きに眠る習慣をつける訳ですが、これらはあくまで快適に眠るための試みですので、逆に寝にくくて寝不足になったりしないよう、十分注意してください。

話は変わりますが、眠っているときの手や腕の位置も、いびきの原因となっている場合があります。それは例えば、腕が首や頬もしくはあごなどを圧迫する位置にある場合ですが、くうきがの通り道が狭くなりますのでいびきをかく原因となります。  また、手が胸の上にあっても、胸郭を圧しますので呼吸が浅くなり、無呼吸やいびきの原因になります。悪い夢を見て、眠りが浅くなるかも知れませんし、ね。それにバンザイの格好をしながら眠ると、首が圧迫されて空気の通り道が狭くなり、いびきのもととなります。これは中年女性や肥満男性に多く見られる姿勢です。この問題は横向き睡眠で治ります。

     
「みみ、はな、のどの検査・処置2」掲載
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